2016年 6月の空模様
星の動きポイント
★ 5日 新月 双子座 14度
★13日 水星 双子座入り
★14日 海王星(魚座12度)が逆行を開始します(11/20日まで)
★18日 金星 蟹座入り
★20日 満月 射手座 29度
★21日 太陽 蟹座入り(夏至)
★30日 逆行中の火星(蠍座23度)が順行に戻ります
水星 蟹座入り
蛹から蝶になる時のように、一度、これまで構築したものを、これまでの既存のものを、これまでのキャリアや思い込みを溶解し混沌の中へと投げ込み、すべての可能性に開いてゆく!「どうなるのか分からない」不安と、「どうにでもできる&何でもあり」という自由との間で揺れ動きながらも、必要なもの、新しいあり方を見出してゆく星回りとなりそうです~☆
月の初め、「火星」は本来の座である蠍座で逆行を続けています。過去の後悔や、過去の感情がよみがえってくることもあるでしょう。今こそ、その状況や気持ちに決着をつけるときなのかもしれません。「水星」も牡牛座を運行しているので、ジリジリとして物事が前に進んでないような、もどかしさを感じるかもしれません。焦るよりも、じっくりと腰を据えてゆっくり吟味したり、熟考する時間にしましょう~。
6月5日、双子座で新月となります。なかなかインパクトのある新月になりそうです。
双子座の新月は「金星」と重なっています。好奇心旺盛で、軽やかにいろんなことを楽しみたいというキラキラした雰囲気があります。しかし、この新月はそれだけでは終わらない!乙女座「木星」、射手座「土星」、魚座「海王星」のT字スクエアに、双子座新月×「金星」によって柔軟宮のグランドクロスが出来上がります。
「さなぎ」が「蝶」に変態する時、さなぎの中で一度ドロドロに溶けてから蝶になります。柔軟宮のグランドクロスは、変容のために一旦、このドロドロの何でもありの状態=あらゆる可能性に開くという、次のステップへのプロセス、変容のためのプロセスです。何か一つに決めるというよりは「コレ」だと決めてしまわない・・・
たくさんの選択肢、可能性が広がってゆく多様性、流動化の流れです。
広がってゆく夢やビジョンと、現実性をいったり、来たり。好奇心に導かれるままに、さまざまなことにチャレンジすることになるかもしれません。決定力、決断力はないかもしれないけど・・・たくさんの可能性を見出す機会とすると良いでしょう。柔軟になることです!!
この流れを「混沌」「混迷」と見るか、
さまざまな可能性が広がり「何でも出来る自由」
と、捉えることができるか?
どう受け取るかは一人ひとりに任されています。
新月と重なる「金星」は、牡牛座「木星」とミューチュアルの関係でも結ばれています。
「水星」は「冥王星」と調和的な角度を形成しているので、思わぬ可能性や才能が発掘される、意外な部分が脚光を浴びるなんてことがあるかもしれません。取るに足らないと思っていたことが、他の人が羨む「才能」だったり、します。これまで眠っていた「何か」が強く刺激されそうな予感!
ビックリ箱(宝箱)のフタが開いてゆきそうな、ドキドキ、ワクワクの新月になりそうです~。
フワフワとした柔軟宮特有の浮遊感があるのに、とっても現実に根ざしているのが、面白いところです。
月の中旬、13日「水星」が双子座に移ります。本来の居場所に戻り、コミュニケーションやビジネスに活発な動きが出てくるでしょう。翌14日、幻想や夢を司る「海王星」が逆行をはじめます。
現実離れした、夢や期待を持つことは難しくなるでしょう。裏を返せば、背伸びしないリアリテイのある等身大の自分を、ありのままの自分を取り戻せるチャンスでもあるのです。
18日、愛の星「金星」が蟹座に移動します。家族、パートナー、友人や仲間、身近にあるものを、大切にしたくなってくるかもしれません。
20日、夏至の前日、射手座で今年2回目の「満月」となります。夏至という大きな節目前の満月です。
夏至は、「太陽」のエネルギーが最高潮に高まった状態。そして「満月」は月のエネルギーが膨らみ、月のエネルギーが高まった状態。パワフルです。強い「光」が入ることで、「影」も浮上します。見たくないもの、隠れていたものが明るみに出てくるかもしれません。タペストリーのように、物事は繋がっているのでネガティブに見えることから反転して、新しいチャンスが生まれたりします。なので、ここで現れる「影」を恐れないで、ただあるがままに受け入れてみてほしいと思います。いいタイミングで清算したり、誤解を解いたり、癒したりできるチャンスとなるかもしれません。満月は完了や成就のタイミングでもあるので、何かが終わりを迎えということは、何かが始まるということでもあるのです。
射手座の「満月」では、一足先に、蟹座に移った「金星」が太陽と重なっています。より大きな意識に全てを明け渡して、運命を受け入れる・・・。あるいは、これまで大事にしてきたこと、あるいは固執していたことをすべて明け渡し、空っぽにしてゆく、そんなイメージが浮かびます。そうすることで、新しい領域へと進むことができるのです。
ここでも、乙女座「木星」、射手座「土星」、魚座「海王星」の柔軟宮のT字スクエアに、双子座の「水星」がからみ、柔軟宮のグランドクロスは引き継がれています。
さらに、解体、変容のプロセスは進んでゆくでしょう。
柔軟になって、しなやかさを保ち、考えすぎず、流れに身を委ねながら起こってゆく「流れ」を楽しんで下さい。
21日、「太陽」が蟹座に入り、夏至を迎えます。
30日「水星」も蟹座に入ります。同日、逆行中の蠍座「火星」が順行に移ります。月の終わりには、「太陽」「水星」「金星」の3星が蟹座に集まります。人と人とのつながりや、心の動きや精神など内面的な活動が活発になります。心の動き、イメージが活発になるほど、思い入れや思い込みが投影する「現実」が変わります。やぎ座「冥王星」と、おとめ座「木星」が調和的な角度で結ばれているので、本当に大切なものを、本当に価値あるものを見出すことをサポートしてくれるでしょう。
今月は、いかなる流れにも柔軟で、何かコレだというものに決めてしまず、全ての可能性にどれでだけ開いてゆけるのか?がカギになりそうです。解体が進み、カタチが変わって「変容」してゆく中で、これまでの自分、自分の思い込み、これまでの実績や経験をアッサリ手放すこと。
たぶん、そうゆう促しがやってくると思うので・・・サレンダーしてみてください。
明け渡すということは、大きな流れを信頼する、宇宙を信頼するということでもあり、内なる知恵や本能がいかなる難局にも対応できるという「内なる教師」を信頼することでもあります~♪
これまでになかったものを選択したり、これまでにあったものを解体し再構築し新しいカタチにしてゆくことを模索したり、好奇心に導かれ実験的な試みをやってみるのに最適な時だと思います~♪
閃きがやってきたなら、イロイロ挑戦してみましょう。